【雑記】ジャック・ドーシーが毎日欠かさずチェックする「する／しない」リストから思う事。

Twitter創業者ジャック・ドーシーが毎日欠かさずチェックする「する／しない」リスト

http://www.lifehacker.jp/2013/10/131031jack_dorsey.html

こちらのリストの中に、「期待せず、期待に応えようともしない」というものがある。特に前者の「期待しない」というのは、自分も心掛けていることだ。人間は期待をしてしまう生き物だと思うので、ここは定期的に意識しておきたいところ。特にマネジメントにいる立場の人にとって、有効な意識なのではないだろうか。

成毛 眞氏の書籍「このムダな努力をやめなさい」にも同様の事が書いてあり、マネジメントの参考になる。

人は自分の思う通りには動かないものだ。　情けをかけ、面倒を見たからといって、自分に恩義を感じてくれるとは限らない。たいていは自分の思い描いていたのとは違う行動を取られ、失望させられる。10人中1人くらい期待に応えてくれる人がいたらマシなほうだ。期待や情けをかけすぎると、相手が自分の思い通りに動かないとわかったときに許せなくなる。そうなる前に、人は人、自分は自分と割り切ることだ。人はどうやっても、自分の思い通りにはならないと悟るのだ。そうすれば、相手が何をしようと、何をいおうと気にならなくなる。ストレスフリーでいるためにも、人に期待や情けをかけないのが賢明だ。

このムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ

ただ、マネジメントとは部下を育成することだと思うし、仕事を抱え込まず、手離れよく部下に仕事をリリースすることだと思う（丸投げではなく、下地は作った上で）ので、そうなると、どうしても「期待」というのがセットになってくる。ここが難しいところだと思うので、意識的に「期待しない」という心掛けが必要になってくるわけだ。