ムダな努力をしないための6つの考え方
1時間で読める本であるが、内容は濃い本だった。マネジメントにおいても有益な部分が多いので、部下を持つ人は一読しても良いかと。
40代になり、実は明らかにマネジメントのスタイルが変わってきた。それは、30代でのマネジメントの苦い経験(といっても、そういった苦い経験があったからこそ、今のスタイルに行きつけていると思ってはいるが。楽観的に)を踏まえて、自分なりのスタイルをようやく作れている気がする。
リラックスし、平常心で仕事に取り組むこと。
失意泰然・得意淡然であること。
今、自分に課しているテーマである。その為に、この本の書かれているが「相手を説得しない」というのは自分も重要な姿勢だと思う。
ただし、マネジメントする上で説得しなければいけない場面が出てくる。そうした時に「説得しない」という前提である事が重要で、そうすることでリラックスし、平常心で相手に対峙する事が出来る。
また、私の場合、上司は経営者になるのだが、説得しようと躍起になることや、自己主張をするのも意識的にやめている。熱くなって自己主張して、お互いが納得することなんて、まず無いからだ。
自己主張は、ここぞ、という場面に取っておいた方が良い。
このムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2012/10/09
- メディア: 単行本
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